Louis Vuitton(ルイヴィトン)・TikTok(ティックトック)・adidas(アディダス)・Panasonic(パナソニック)などの有名なブランドやメーカーのロゴで使っているフォントって何だろう?と気になるときがあると思います。
今回、そんな有名なブランドやメーカーで使われている定番フォントを紹介していきます。
一部のフォントは、「Adobe Fontsからダウンロード」ができるフリーフォントなので、Adobeを契約されている方は自由に使うことができるので、ダウンロードリンクをあわせて掲載します。
今回紹介するフォントは、あくまでもベースとなったフォントをまとめてしているだけになります。実際にはブランドロゴは、独自に調整したり、カーニング調整して、カスタマイズされているケースがほとんどなので、その点ご留意ください。
有名ブランドが使っているフリーフォント
AdobeFontsは基本的に、個人・商用利用可能となっています。
記事作成時の情報をもとに、AdobeFonts/商用無料のフォントを中心にピックアップしていますが、念の為、AdobeFontsサイトでライセンスなどの確認お願いします。
Louis Vuitton(ルイヴィトン)のフォント
フォント:Futura PT
Futura PTは幾何学的なサンセリフ書体で、1927年にパウル・レナーによってデザインされたフォントです。直線と円を基本としたシンプルなデザインが特徴で、未来的かつモダンな印象を与えます。視認性が高く、タイポグラフィやロゴデザインに広く使用されます。
Supreme(シュプリーム)のフォント
フォント:Futura PT
Supreme(シュプリーム)も同じく「Futura PT」を使用しています。スタイル「oblique」という斜体に変形していているファミリーをしています。
斜体になると少しスポーティな印象になりますね。
BVLGARI(ブルガリ)のフォント
フォント:Aviano
Avianoは、サンセリフ書体で、クラシックなローマンキャピタルレターの美しさを現代風にアレンジしています。エレガントで堅実なデザインが特徴で、特にロゴや見出しに適しています。ブルガリのハイブランドな印象にぴったりなフォントです。
adidas(アディダス)のフォント
フォント:ITC Avant Garde
Avant Gardeは、1970年代にハーブ・ルバーリンによってデザインされたサンセリフ書体です。幾何学的な形状と独特の文字間のスペースが特徴で、革新性とモダンなデザインが求められるプロジェクトに適しているフォントです。
New balance(ニューバランス)のフォント
フォント:ITC Avant Garde
New balance(ニューバランス)も同じくAvant Gardeを使用しています。
スポーツ系のブランドロゴで使用されていることが多いフォントです。字間の調整ぐらいによって、印象が大きく変わるフォントです。
Spotify(スポティファイ)のフォント
フォント:Gotham
Gothamは、トビアス・フレア=ジョーンズとジョナサン・フーバーによってデザインされたサンセリフ書体です。ニューヨークの建築物にインスパイアされたシンプルで力強いデザインが特徴で、広告やブランドアイデンティティに広く使用されます。
ブランドロゴで使用されていることも多いフォントですが、広告などのタイポグラフィで使われている人気あるフォントの1つです。
TikTok(ティックトック)のフォント
フォント:Gotham
TikTokもGothamフォントを使用しています。「o」などみると正円のような丸になっているので、コロッとしていてちょっと可愛らしいフォントです。
Panasonic(パナソニック)のフォント
フォント:Helvetica
Helveticaは、1957年にマックス・ミーディンガーとエドゥアルト・ホフマンによってデザインされたサンセリフ書体で、シンプルで中立的なデザインが特徴です。視認性が高く、グローバルなブランドや看板、印刷物などで広く使用されています。
世界でもっと使用されているフォントです。HelveticaはAdobeFontsから使用することができませんが、MacOSを利用されている方はデフォルトでイントールされているフォントです。
TokyoMetro(東京メトロ)のフォント
フォント:DIN
DINは、ドイツ工業規格(Deutsches Institut für Normung)に基づいて作られたサンセリフ書体です。1930年代に工業用標識として使用されるためにデザインされ、その機能的でシンプルなデザインが特徴です。
現代では、デジタルデザインやタイポグラフィにおいても人気があります。
LUMINE(ルミネ)のフォント
フォント:Optima
Optimaはヘルマン・ツァップによって1958年にデザインされたサンセリフ書体で、セリフとサンセリフの要素を融合させた独特のデザインが特徴です。エレガントで洗練された印象を与え、見出しやロゴデザインに適しています。
Aesop(イソップ)のフォント
フォント:Optima
AesopもOptimaフォントを使用していています。エレガントな印象でとってもステキです。
Dior(ディオール)のフォント
フォント:Nicholas Cochin
Nicholas Cochinは、クラシックな美しさを持つセリフ書体です。細いストロークと優雅なカーブが特徴で、伝統的かつ高貴な印象を与えます。特に印刷物や高級ブランドのデザインに適しています。
GODIVA(ゴディバ)のフォント
フォント:Trajan
Trajanは、キャロル・トゥウォンブリーによってデザインされたセリフ書体で、ローマのトラヤヌス碑文に基づいています。クラシックで堅実なデザインが特徴で、映画ポスターや公式文書に広く使用されています。
他にもおすすめの日本語フォント
本サイトは、日本語のフリーフォントをまとめています。日本語のフリーフォントを探している方はこちらのまとめもおすすめです!